Q&A

レプタ2 (Ver2以降)Q&A

設定を確認して下さい。

■確認事項リスト
 
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◯【中科目】の作成が確実であるかどうかを確認します。
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・【中科目】は、御教会で使用する【財務諸表】の【科目名称】となります。この【中科目】が無いと、【試算表】などの【財務諸表】が正しく作成されません。
 
・【レプタ2】の【設定】で【中科目】をクリックしていただき、必要な【中科目】が全て存在しているかどうかを確認してください。もし、ここで、何らかの原因で【中科目】が削除されたり名称が変更されていると、会計作業が正しく動作しなくなります。
 

(例えば、それまで、【現金】としていたものを、会計期間途中で【現  金】(スペースを開けたりした)などにした場合、既に入力した伝票の結果と異なるため【財務諸表】に反映できません。会計期間途中で、【中科目】を変更した場合等、変更前の伝票は以前の【中科目】のままになっているため、【試算表】に反映されないのです。)

 
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◯【勘定科目】(科目コード)の確認をします。
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・【設定】で【勘定科目】(科目コード)をクリックしていただき、【勘定科目】(科目コード)がすべてあるかどうかを確認してください。
 
・もし、ここで、伝票入力で使用したはずの【勘定科目】(科目コード)がなくなっている場合、計算に差異が発生します。
また、すべての【科目名称】が、【中科目】と完全に合致した名称であるかを確認してください。
 

(プルダウンメニューで【科目名称】を選択した場合は問題ありませんが、【科目名称】をキーボードから手入力した場合などには、入力時点で【中科目】と異なる文字を入力していることがあります。その場合、問題が発生します。必ず【科目名称】はプルダウンメニューから選択して下さい。【中科目】の名称を変更・追加した後は、【勘定科目】(科目コード)の【科目名称】を変更する必要があります。また、会計期間途中で、【中科目】を変更・追加した場合には、それまでに作成した、【振替伝票】の【科目名称】も全て変更した名称に修正する必要があります。)

 
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◯【試算表】で【科目名称】が正しく表示されない場合の対応
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・【中科目】の【科目名称】を元に、【試算表】を作成するため、必要な【科目名称】が【中科目】にあるかを確認する必要があります。
 
・また、【勘定科目】(科目コード)を作成後、【予算】画面を開き、【科目名称を更新】する必要があります。それを行わない場合、【累計】【実績】の計算が出来ません。
 

(新しく【勘定科目】(科目コード)作成した場合、【予算】画面にも、新しく作成された【勘定科目】(科目コード)と取り込むため更新する必要があります。もし、新しく【勘定科目】(科目コード)を作成した後に、【予算】欄に【勘定科目】(科目コード)がない場合、【試算表】に累計計算された結果が反映されません。前項を参照のこと)

 
 
ーーーーーーーーーーーー詳細ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー読まずに飛ばしても構いませんーーーーーーーーーーーー
 
・【レプタ2】を設定する手順として、はじめに行うのは【中科目】の作成です。
 (これは、【試算表】など【財務諸表】で使用する【科目名称】となります。)
 
・次に作成した【中科目】をハンコの様に使って【勘定科目】(科目コード)を作成します。これは、【財務諸表】で使用される【科目名称】と【中科目】【勘定科目】(科目コード)で使用される【科目名称】を完全に合致させるためです。
 
・【設定】の【繰越・残高】、【予算】で、作成された【科目名称】を取込みます。
 (【科目名称】を元に【累計】や【実績】などの集計をしています。)
 

【重要】
【中科目】と【勘定科目】(科目コード)と【繰越・残高】と【確定伝票】で使用されている【科目名称】は合致していることが重量です。【確定伝票】で【科目名称】を修正する場合、まず、【中科目】を変更してください。その後、【勘定科目】(科目コード)をプルダウンメニューで修正します。その後、【確定伝票】で【勘定科目】(科目コード)の番号を再入力して、【中科目】・【科目名称】を変更させてください。

 
■設定の不備により発生する問題など
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◯ 会計期間途中に【中科目】や【勘定科目】を変更した場合の問題
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・会計期間途中で、【中科目】を削除・変更を行った場合、以前の【中科目】で作成された伝票のデータは、利用できなくなるため問題が発生します。
 
・会計年度内は、それまでに作成した伝票への影響があるので、出来だけ削除・変更は行わないようにしてください。
 
・会計期間途中に【中科目】を削除・変更してしまった場合には、すべての【確定伝票】を開き、変更した【中科目】を含む伝票のコードを再度入力してください。
 
・また、確定伝票を変更した場合には、必ず、画面右上にある、【更新】をクリックして下さい。
 (この【更新】をすることで、【仕訳帳】が変更されます。)
 
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◯【勘定科目】(科目コード)のコードの変更による問題
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・会計期間途中で、【勘定科目】(科目コード)のコード(数字の番号)を変更した場合、他の【科目名称】や【適用】が表示されるようになります。また、コードは同じでも、【科目名称】(【中科目】)や【摘要】などを変更した場合にも、同様の状態となります。
 
・また、集計結果にも影響されます。
 
例とえば、1月から会計を始めたとして、
 
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【科目コード】【科目名称】   【摘要】
  0001   月定献金   毎月の固定献金
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であった【科目コード】を、4月から
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【科目コード】【科目名称】   【摘要】
  0001   什一献金   4月分の固定献金
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などと、コードは同じでも内容を変更した場合には、
 
・1月から3月末までの【元帳】で表示できる【科目名称】は【月定献金】となります。
そして、【摘要】には、【毎月の固定献金】と表示されます。
 
・しかし、4月以降は【科目名称】に【月定献金】は表示されなくなり、【什一献金】が表示されます。
そして、【什一献金】を選択しても、【月定献金】を含む伝票は【元帳】に表示されません。
 
・更に、【元帳】を【什一献金】で表示させた場合、【摘要】の内容は【毎月の固定献金】ではなく【4月分の固定献金】となります。
 
・また、伝票入力時、5月にあっても、【科目コード】0001を使用すると、【摘要】は【4月分の固定献金】となります。
 (【摘要】には、通年利用できる項目を登録しておくことをおすすめします。)
 
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■設定するときのポイント:
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◎【中科目】は充分検討した後に作成して下さい。
◎会計年度途中では【中科目】を削除・変更を行わないで下さい。
◎【勘定科目】(科目コード)作成時、【科目名称】は、プルダウンメニューから選択して下さい。
 (キーボードからの手入力をして、【中科目】と異なる文字などが使用されると、正しい計算結果を得られません。)
◎【勘定科目】(科目コード)を年度途中で変更した場合、変更前に作成された伝票全てのコードを打ち直す必要があります。
 
上記の事柄をご注意下さい。
 

勘定科目の作成は簡単にできますか?

レプタ2へのご質問 (Ver2)
 
レプタ2(Ver 2)の【勘定科目】(科目コード)の作成は、Ver1より更に簡単に操作できるようになりました。また、勘定科目の作成専用画面が装備されされました。勘定科目の表示順も指定できるように改善されました。
 
勘定科目は予め用意されていますが、教会独自に作成することもできます。現在利用されている勘定科目をご利用いただくことが出来ます。
 
※ポイント:【科目コード】で9000は【現金】で固定されています。他のコードは自由に設定できますが、【現金】だけは変更できません。
 
詳細は、取扱説明書をご覧下さい。
 

教会会員情報が標準搭載されたのですか

レプタ2へのご質問 (Ver2)
 
レプタ2(Ver 2)からは、教会会員情報が標準搭載されました。(Ver1まで別売オプションでした)
教会会員情報では、会員コード・会員氏名・区分などを登録することができます。それを利用して【会計作業】で献金者氏名を自動的に転記できます。
また、教会会員情報には、教会員の情報を詳細に記録することができます。住所・生年月日・受洗日・召天日・すくいのあかし・救いのみことば・愛唱聖歌・メールアドレス・・などを登録できます。
はがき・封筒の宛名書きをすることもできます。
出席簿の作成もできます。
特定の条件に合致する人に向けてメールの一斉送信もできます。
また、教会会員情報を運用する人専用にパスワードを設定できるので、【会計作業】をする方と分けて利用することが出来ます。
また、教会会員情報SA(専用製品)と連携して利用することもできます。
 
詳細は、取扱説明書の教会会員情報の項目をご覧下さい。
 

エクセルへデータを書き出せますか?

レプタ2へのご質問 (Ver2)
 
レプタ2は、特定のデータをエクセル形式のファイルで書き出すことが出来ます。
 
データが書き出せる項目は、画面右上に[▲]アイコンがあります。このアイコンをクリックすると、現在表示中のデータがエクセルファイルとして書き出されます。
書き出されるファイルは、以下のディレクトリーに保存されます。自分のアカウント▷マイドキュメント▷レプタ2▷_OutBox
内に保存されます。
 
詳細は、取扱説明書の【受渡】の項目をご覧下さい。
 
※MacOS10.7/MacOS10.8以降の製品では、エクセルの書出しが変わりました。拡張子[.xls]での書出しができなくなりました。最新版では、[.xlsx]で書きだされます。エクセルが[.xlsx]していることをご確認ください。
 

レプタ2(Ver2)を複数使って分散処理できますか?QA-22

レプタ2へのご質問 (Ver2)
 
レプタ2には、複数のレプタ2を使って、分散処理することが出来ます。
それぞれのレプタ2で入力作業を終えたら、専用データ書出しを行ないます。書き出されたデータをマスターとなるレプタ2にメディアやネットワークを使って取込みます。
取込みが完了すると、その時点でデータが合算されます。
その後は、マスターとなるレプタ2で処理を行ないます。
 
詳細は、取扱説明書の【分散処理】の項目をご覧下さい。
 

教会備付書類の作成はできますか?

レプタ2へのご質問 (Ver2)
 
レプタ2には、宗教法人に義務づけられている備付書類の作成機能があります。
代表役員名簿・責任役員名簿・監事名簿・財産目録・業務用備品台帳・事業用備品台帳などの作成が可能です。
ここで利用される書類は文化庁の推奨するフォームとなっていますのでそのまま提出していただけます。
また、この機能はデータベース化されているため、今後作成されるデータを保管することが出来ます。
 
詳細は、取扱説明書の【教会事務】の項目をご覧下さい。
 
 

【レプタ2】の設定をするときのポイント

【レプタ2】を確実に利用するためには、【設定】を正確に行うことが大切です。
特に、【中科目】や【勘定科目】(科目コード)の順で設定をしていくことがポイントとなります。
また、【繰越・残高】や【予算】の【科目名称】の更新もする必要があります。
【会計開始日付】の登録も忘れてはいけません。
 
■【中科目】を作成する
・これは、【財務諸表】を作成するときに【科目名称】となります。
 
■【勘定科目】(科目コード)
・【科目コード】で利用する、【科目名称】は【中科目】と完全に一致していないと、【試算表】などが正しく表示されません。
・また、【取引】が正しく設定されていないと、【元帳】で差異が発生します。
・【大科目】なども正しく入力されていないと、【財産目録】がうまく表示されません。
 
■【繰越・残高】
・【勘定科目】(科目コード)を作成後、必ず、【繰越・残高】を開く必要があります。
・古いバージョンでは、【繰越・残高】画面を開いた後、【繰越・残高名称を更新する】という文字をクリックして更新する必要がありましたが、現在のv250以降では、画面を開くときに、更新をするように仕向けてあります。【OK】をクリックすることで更新されます。
 
■【予算】
・【繰越・残高】と同様、【勘定科目】(科目コード)を作成後、必ず、【予算】画面を開く必要があります。
・古いバージョンでは、【予算】画面を開いた後、【科目名称を更新】という文字をクリックして更新する必要がありましたが、現在のv250以降では、画面を開くときに、更新をするように仕向けてあります。【OK】をクリックすることで更新されます。
 
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【科目名称】の更新の方法
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【レプタ2】では、【繰越・残高】画面に、【資産】と【負債】と【資本】の項目が置かれています。
同様に、【予算】画面に【収益】と【費用】の項目が置かれます。
そして、この項目に対して、月毎の【累計】と【実績】が取り込まれます。
この取り込まれた【類型】と【実績】が【試算表】に反映されます。
もし、【繰越・残高】画面と【予算】画面に【勘定科目】と同じ名称の項目が作られていない場合、集計した【累計】【実績】を取り込むことができないため、正しい計算結果を得られなくなり【試算表】に【実績】のみが表示されてしまうことが知られています。
 
この解決のためには、以下の方法をお試しください。
 
■【科目名称の更新】を行う方法
・v250からは、【設定】>【予算】のボタンをクリックすることで、【科目名称の更新】を行うことがで きます。
(予算画面にも【科目名称の更新】という文字列がありますが同様の機能です。)
【予算】ボタンをクリックすると、アラートが表示され、【OK】をクリックすると、【科目コード】で使用されている、【勘定科目】 (中科目)が取り出され【予算】画面に自動的に追加されます。この方法を行った後、予算を記入してください。
・この【予算】画面を見ていただくと判るように、【当月実績】と【前月累計】さらに【当月累計】がここに取り込まれます。
この【予算】に【収益】や【費用】の項目がない場合、これら実績や累計が保管されないため、【試算表】では、当月のみの合計が 表示されます。
・同様に【繰越・残高】画面にも、【中科目】がすべて反映されていないと、正しい結果が得られません。
 
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会計開始日付を必ず入力して下さい
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■【レプタ2】の設定で【会計開始日付】を必ず入力して下さい。
はじめて【レプタ2】を使用するときに忘れがちなのは、【会計開始日付】を入力し忘れることです。
この、【会計開始日付】を元に、伝票の中から残高を計算するために該当する月の伝票を抜き出したり、実績を計算するためにも利用します。この【会計開始日付】が入力されていない場合、正しい計算が出来ません。